987: ◆WslPJpzlnU[saga]
2012/03/04(日) 19:35:11.16 ID:F4vDttA60
ヒドラ「…………」
流石に夜も更ければ、騒がしいテドンの村は静けさに包まれ始める。
私は丁度良い高台を見つけ、そこへ力尽きるように倒れた。
あの日、私が焼いた筈の芝生はとても心地良い。
ヒドラ(……まさか、ね)
うっすらと瞳を閉じながら、私は思う。
ここは死後の世界で……私は死者達と共に永遠に暮らすのではないか。
そんな事を考えていた時。
―――――― ぱさっ
薄い毛布が、私の体にかけられた。
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