3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 02:11:00.59 ID:UwF03LhUo
「それと……、制服も皺になるし……暑いし……。汗、かいてるし……」
「うん?」
「……先に、シャワー浴びない?」
私の提案に彼女は少し眉を上げて、すぐにいたずらっ子のような笑顔を作った。
「そうだね。シャワー、浴びよっか」
「それに……」
「うん、わかってる、だいじょーぶ」
私の言葉を途中で遮り、頬に落ちた汗の粒をぺろりと舌先で掬い上げる。
ぬるい室温の中、しょっぱいね、と呟いた彼女の唇が緩やかな弧を描くのを
私はぼんやりと見上げていた。
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