37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 02:55:40.84 ID:UwF03LhUo
唯はちょっと泣きそうな顔をして私の名を呼び、ゆっくりと深くくちづける。
触れ合う唇から次第に熱が広がって、二人の身体が溶け合っていくような錯覚に陥る。
知らずこぼれた一粒の涙を、ぺろりと舌先で掬いとられた。
涙、しょっぱいね、と囁いた彼女の唇が緩やかな弧を描くのを、
私はただ微笑みながら見上げていた。
おしまい
44Res/25.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。