過去ログ - ( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです
1- 20
722:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/04(金) 15:40:20.97 ID:F/u4fWaI0
(´・ω・`)「弟子ですか。校長にそのような人がいるなんて初めて知りました」

( ФωФ)「まぁ、わしも最近とったばかりだからな。『No.が無いならいいハンディだ。この俺がまとめてぶっ潰してやる』だそうだ。若気の至りだのう」

(´・ω・`)「しかし、校長自ら参加したほうがよいのでは?」

( ФωФ)「すまないな。今回の大会を主催しているメンバーの中にはわしも入っている。サプライズで参加することはできるが、あくまでもサプライズ、本戦には参加できんのだ。不正にも繋がってしまうからな」

「なるほど。だから僕に頼む。ということですね」

( ФωФ)「そういうことだ。よろしく頼むぞ。特徴だが残念ながら写真はない。だが、とても中二病で冥王気取りだからすぐにわかる」

ショボンはデッキケースを再び受け取り豪華客船に乗り込んだ。できるだけ二人に合わず、大会決勝で驚かせたい。ショボンは船の中で密かな楽しみを抱えながら、大会に参加するまで貨物室の中で静かに潜んでいた。


島に到着したショボンはとりあえず当たりを散策した。しかし、特徴が余りにも曖昧で、どれがどれなのか分からずじまいだった。
(´・ω・`)「中二病で冥王気取りって言われてもなぁ。難しいよ」
歩き始めてからもう3時間は立っているだろうか。しばらく貨物室で過ごしていたせいかろくなものを食べておらず、腹の虫が食事をよこせと怒りはじめた。
(´・ω・`)「仕方ない。少し休憩するか」
ショボンはそこらへんの木の影に歌詞を下ろし、カバンの中から食料を取り出す。ちょくちょく食べていたせいか、2日分あったはずの食料はだいぶ減っていた。
(´・ω・`)「それじゃあ、いただきまーす」

( `ー´)「おっとすまん。ここはどこだ?」

(´・ω・`)「んぐっ、ごぅおお、おっおっ・・・んぐっ・・・誰ですか!?」

( `ー´)「俺? 俺はネーノ。道に迷っちまったせいでどこがどこだか。お前、顔が青いが大丈夫か」
後ろから突然声をかけられ食事が喉に引っかかって危うく死にかけたよ。

(´・ω・`)「大丈夫です。それと道に迷ったらデュエルディスクにマップ機能があるんで、それでなんとかなります」

( `ー´)「おおっ! すげー、こんな機能まであんのか。ありがとうよ。そんじゃあな!」

(´・ω・`)「あっ、待ってください!」
中二病で冥王気取り。そんな人間探していると言ってもまともに取り合ってくれるとは思えないけど、一応聞いておこうと思った。正直、聞く自分が恥ずかしかったが校長との約束だから仕方ない。

(´・ω・`)「えーと、中二病で冥王気取りの子供って・・・知りませんよね?」

( `ー´)「中二病、冥王気取り? 冥王ってあれか。ゼオ〇イマーみたいなのか?」

(´・ω・`)「そうだと思います。多分」

するとネーノという人物は顎に手を当て、何か思い当たる節でもあるのか低い声で喉をうならせる。そして、釈然としないような表情をしてこちらに向き直った。

( `ー´)「多分知ってる。合ってるかわからないが」

(´・ω・`)「本当ですか! どこにいるか終えてくれませんか?」

( `ー´)「ああ。さっき女の人と絡んでいるのを見たんだが、なんていうか支離滅裂なこと喋っていたな。『冥王なのだ』とか。中二病てかアホなんじゃねーの?」
話を聞いていて頭が痛くなってきた。相当どころか重度の病気だ。校長、もしかしたら僕をていのいい小間使いとして使ったんじゃないだろうか。

(´・ω・`)「まぁ、その・・・ありがとうございました。それでは」

( `ー´)「あ、ちょっと待って欲しいんじゃねーの」

(´・ω・`)「? なんですか」

( `ー´)「いや、俺たち一応デュエリストなわけだしさ。腕についてるのは飾りじゃないんだし勝負しないか?」

(´・ω・`)「・・・・・」
一度考えてみた。僕がここで勝ったら決勝に進む道が開ける。負けても校長の頼みはあくまでも監視。僕が生き残ることの有無じゃない。

「わかりました。ですが僕も人探しの身。早めに決着をつけさせてもらいます」

( `ー´)「おう! 手間はかけさせないぜ!」

(´・ω・`)「「デュエル!!」」( `ー´)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/853.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice