8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/04(木) 19:49:30.16 ID:Rn5Uei6u0
『!?』
福音は私の首正確に言えば、紅椿の首を掴んでた手を急に離した。
まるで機械なのに危機を察知した動物のような動きで、
そしていきなりの事に驚いてる私の目に映ったのは強力な荷電子砲を受けて吹き飛ぶ福音の姿だった。
(何が、起きて――)
戸惑ってる私の耳に届いたのはさっきから思って止まない声だった。
「俺の仲間は、誰一人としてやらせねぇ!」
私の視線の先には何よりも、白く、輝きを放つその機体がある。
「あ……あ、あっ……」
じわりと目じりに涙が浮かんでく。
わずかに潤んでる視界に見えるのは、白式第二形態・"雪羅"を纏った一夏だった。
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