過去ログ - ほむほむ「ホビャァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
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仔ほむ達とやさしいお姉さん
[sage]
2011/08/10(水) 16:55:17.25 ID:/sg3IOBL0
仔ほむ達は基本的に食事を終えたあと、自然に集まって遊び始める。
この世界では、一日三回ご飯の時にお姉さんが、そして時々見知らぬ人間が来る程度で自分達以外には誰も居ないのだ。外敵が居ない為のんびり出来るが、刺激が無いと退屈してしまう。
そのため育ち盛りのほむほむ達は日がな一日遊び耽るのだ。
歌や踊りを楽しんで、鬼ごっこをしたり、遊び疲れてお昼寝したり。
年相応に元気一杯で皆とっても仲が良い。
仲間内には誰かをいじめたり、食事を独り占めする様な子は居なかった。
仮にそんな子が居たとしても、そういった問題児はお姉さんが連れ出して行ってくれた。
此処に居るのはほむほむ本来の思いやりがある個体ばかりだ。
仔ほむ2「ホミュミュミュ…」グゥグゥ
仔ほむ5「ホミァァァ…」スピー
仔ほむ「……」テクテク
三十分としない内に遊び疲れた仔ほむ達がすやすやと寝息を立て始めた頃、一匹の仔ほむが静かに水槽の隅へと移動し、隣人に向けて呼声を掛ける。
仲間が寝静まる頃合を見計らったのは、これから会う人物(?)を見せて皆を驚かせないためだ。
仔ほむ「ホミミィー」マタキタヨ
あんあん「アンアーン!」ヒョコッ
アンアンッ ホミュ? アッアン♪ ホミャァー♪
どうやら、数日前にこの店へ入荷された隣接する水槽のあんあんと談笑をしている模様である。
通常ほ食種とほむほむ達が仲良く戯れることは有り得ないのだが、この二匹の場合は少し事情が特殊だ。
仔ほむは親からほ食種という己の脅威になる者の存在が居る事を教育されておらず、あんあんは長く独り身でケースに飼われていた事から話相手を渇望していた為に、このような状況が成立するのだ。
そしてお互いの目の前に立ちはだかる二重のガラス。
これが万に一つの事故を抑えるのに大きく貢献していたのであった。
最初はこの仔ほむも自分の倍近くある体躯のあんあんを恐れて近付かなかったのだが、今では彼女の話が聞けるお昼下がりを毎日楽しみにしている。内容は主に、外の世界について。
彼女が語ってくれる話はどれもこれもが仔ほむの好奇心を擽るものだったが、その中でも特に《まどまど》という自分の仲間が居る事に大きく興味を惹かれた。
自分もいつかその子に出会える日が来るのだろうか……
仔ほむ「ホミュ…マ、デョ、カー…マデョカー…」マドマドニアイタイ…
続く
なんかタイトル詐欺になりそう…
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