過去ログ - エリー「私と5つの物語……///」
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2011/08/05(金) 20:10:51.16 ID:rkRztRK1o
エリー「あ、熱い……///」
ネロが愛撫するのに合わせて蜜は熱くなり、甘い香りをたてています。
ネロ「そろそろ……入れていいかな?」
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2011/08/05(金) 20:11:54.93 ID:rkRztRK1o
ネロ「あまいお菓子が食べたいー!」
ネロはいつもと違って甘える子供のように言ったのでした。
エリー「どうしたの、急に……」
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2011/08/05(金) 20:13:27.37 ID:rkRztRK1o
なんとなく心配になった私は生徒会長室の前まできました。
中からネロの声が聞こえます。
エリー「し、失礼します……///」
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2011/08/05(金) 20:15:07.01 ID:rkRztRK1o
ネロ「生徒会長も女の子なんだからわかるでしよ、ね?」
アンリエット生徒会長はあっけにとられたような顔でしたが、次第に表情を緩めました。
アンリエット「……そう、ですわね」
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2011/08/05(金) 20:16:28.64 ID:rkRztRK1o
瓶に入ったジャムに陽の光が屈折して色とりどりの光が半透明に溶けあっています。
ネロ「まだかなまだかなー」
ネロはオーブンをのぞき込んでいます。
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2011/08/05(金) 20:17:18.93 ID:rkRztRK1o
ネロ「エリーの方はどう? ホイップできた?」
エリー「うん、そろそろいい感じかな」
ネロ「わ、ふわふわだー。ちょっと味見をー」
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2011/08/05(金) 20:18:47.91 ID:rkRztRK1o
ネロはクリームのついた小指を差し出します。
ネロ「ほら、あーん」
エリー「えっ!/// ちょっと、ネロ……///」
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2011/08/05(金) 20:19:32.35 ID:rkRztRK1o
そしてネロはふと真剣なまなざしをしてひそやかにつぶやきました。
ネロ「エリーってほんと上手だよね」
エリー「えっ///」
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2011/08/05(金) 20:20:31.38 ID:rkRztRK1o
エリー「えっ、あ、そう……かな?」
ネロ「うん! ほんと、パティシエみたいだもん。きゅうきょく魔法使いかも」
エリー「ふふっ、ネロは苦手だもんね、作るの」
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2011/08/05(金) 20:21:57.12 ID:rkRztRK1o
ネロを追ってきた私は家庭科室の扉を開きます。
エリー「ねろー?」
ネロ「みてみて、ほら!」
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2011/08/05(金) 20:23:03.45 ID:rkRztRK1o
私はため息を一つつくと、お菓子のレシピが載っている本を取り出しました。
こんなことだろうと思って部屋から持ってきておいたのです。
エリー「これ見ながら作ろ?」
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