過去ログ - IS三巻再構成 「だったら行かなきゃね」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/06(土) 22:49:00.03 ID:e/0Wv8890
零落白夜の光刃がエネルギー翼を断つ。
しかし、両方の翼を斬るのは至難の業で、またしても二撃目を回避されてしまう。
そうしている間に失った翼は再構築されて、こちらへと強力無比な連続射撃を行ってきた。

「くっ!」

――エネルギー残量二〇%。予測活動時間、三分。

(くそっ! このままじゃ……)

リミッターなしの軍用ISがどれほどのエネルギーを持っているのか、見当もつかない。
対して自分の機体は稼働限界が近づいている。それは焦燥へと変わって、じわじわと俺の心を焼いていく。

「一夏!」

「箒!? お前、ダメージは――」

「大丈夫だ! それよりも、これを受け取れ!」

箒の――紅椿の手が、俺の白式へと触れる。
その瞬間、全身に電流のような衝撃と炎のような熱が走り、一度視界が大きく揺れた。

「な、なんだ……? エネルギーが――回復!? 箒、これは――」

「今は考えるな! 行くぞ、一夏!」

意識を集中させ、雪片弐型のエネルギー刃を最大出力まで高める。
巨大な光の刃を、俺両腕で支えて振るった。

「うおおおっ!」

福音は俺の横薙ぎを縦軸一回転して回避、こちらを捉えると同時に光の翼を向けてくる。


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