過去ログ - 青髪「上やん、かくまってくれへん?」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2011/08/07(日) 00:20:07.15 ID:cDv4/+Sv0
暗闇を走っていた。
追いつかれてはいけなくて、死んでもだめで、殺してもいけない。
堂々巡りの思考は、いっそ存在を消してしまえたら、とまで墜ちる。
どうして自分という存在がいるのか。自分という存在が作られてしまったのか。
心から言おう。生きててごめんなさい。



土御門「」

土御門「どういうこと、だにゃー。」
上条当麻の隣人、土御門元春は半ば呆然としながら呟いた。
上条「知らねぇよ、いきなり来てかくまってくれ、だぞ?」

土御門「べ、ベランダにメイドの美少女よりショッキングなんだぜい。」

土御門「まぁなんにせよ病院に連れていくんだにゃー、さすがにこれは危険だぜよ。」

上条「やっぱ、そうだよな…!救急車、呼ぶか?」

土御門「……いや、ここは上やんが背負ってく方がいいんだにゃー。インデックスは留守番しとくんだぜい?」

上条「ん?…わかった。」

土御門の意味深な間に上条は首を傾げた、が聞いてる暇がないのでおとなしく、素直に土御門のいうとおりに青髪ピアスを背負った。
青髪ピアスはぐったりしていて、今はもう喋らない。微かな息だけが今、青髪ピアスが生きている証に思えた。



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