過去ログ - 憂「どうして私は憂って名前なんだろう」純「なんでだろうね」梓「知らないよ」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:19:20.46 ID:71QLmrIH0



例えば大好きなあの娘に送ろうとした手紙が何かの間違いで全く関係のない誰かに渡ってしまったなんてことが起きたらどうしようか。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:21:53.87 ID:71QLmrIH0
そもそも何ゆえ私が日直日誌と日記を間違えたのか。
いや、単純に二つのノートが全く同じもので、しかも両方とも表紙に何も書いてないせいで、うっかり間違えて、担任に日記を渡してしまったわけだ。

おいおい、ドジっ娘属性までつくとは……このままではお姉ちゃんとキャラが被ってしまうではないか。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:24:46.17 ID:71QLmrIH0
梓「そのノートって……」

中野梓が口を開く。

ほほう。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:26:09.35 ID:71QLmrIH0
憂「な、なに?」

大和撫子を代表する奥ゆかしい私の声は、ほとんど笑い声に掻き消されていた。
それでも中野梓は私の声を聞き取ることができたらしい。

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:27:31.80 ID:71QLmrIH0
憂「な、なに?」

大和撫子を代表する奥ゆかしい私の声は、ほとんど笑い声に掻き消されていた。
それでも中野梓は私の声を聞き取ることができたらしい。

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:28:56.60 ID:71QLmrIH0
中野梓はにこやかに続けた。

梓「本当だよ?
  冗談抜きで面白いって思ったよ。平沢さん文才あるよ」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:31:38.13 ID:71QLmrIH0
憂「…………」

いったいどうしようか。

何とかして誤解を解かないと。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:34:36.86 ID:71QLmrIH0



会話が苦手な人間というのは、いざ話そうとしても言葉が出てこない。
自分のコミュニケーション能力の無さにうんざりがに(蟹)。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:35:39.69 ID:71QLmrIH0
憂「大したことじゃないよ……」

大嘘です。ごめんなさい許してくださいお姉ちゃん。
イエスの踏み絵を踏む瞬間のキリスト教徒のように罪悪感が胸中にドッと押し寄せた。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:39:37.81 ID:71QLmrIH0



憂「いい湯だった……」

以下略



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