過去ログ - 勇者「国王を殺したのは、誰だ……!?」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/10(水) 23:56:00.10 ID:wS9w4lTDO
彼女が運んでくれる食料をガツガツとむさぼる俺を、悲しみと慰めの入り混じった視線でじっと見つめる。

そして、別れ際いつも、彼女は檻の外から俺を抱きしめてこう言うのだ。

王妃「貴方だけは守ります。何としても」
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/08/10(水) 23:57:43.66 ID:GIRscFQh0
勇者は本気だせば逃げられるだろうにな


63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:05:30.50 ID:9/MeEqrDO
だが、その王妃でさえも最早姿を見せない。

――俺の相棒である女賢者はどうなったのだろう。彼女の身内に迷惑はかかってないだろうか……?

心配と焦りばかりが募っていく。
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:09:08.51 ID:9/MeEqrDO
カツカツカツ……

勇者「……うん?」

久しぶりの来訪者の足音に思わず目が覚めた。
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:13:49.61 ID:9/MeEqrDO
女?「……随分とのんびりしているのだな」ハァ…


女は呆れた目で俺を見る。

以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:23:37.65 ID:9/MeEqrDO
勇者「何で俺が処刑なんだ!?」

思わず声を荒げる。

女?「……お前が国王を殺したという容疑が固まったらしい」
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:27:05.22 ID:9/MeEqrDO
勇者「は、ははは……」


そうだ、思えば変だった。俺が投獄されたというのに、あいつは一度も面会に来なかった。

以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:31:06.70 ID:9/MeEqrDO
勇者「……で、あんたは何者で、一体何しにきたんだ?」

女?「……決まっているだろう?」クスッ…


以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:36:02.56 ID:9/MeEqrDO
勇者「どういうつもりだ、あんた?あんたの言う通りなら、俺を助けるメリットなんて……?」

女?「さあな。私はある方に命じられただけだ」

勇者「ある方って誰なんだよ?」
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:40:52.73 ID:9/MeEqrDO
女?「で、どうする?私と共に行くか?」

勇者「…………」

女?「まあ、いやだと言っても無理にでも連れて行くが?」フフッ…
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/11(木) 00:48:08.97 ID:9/MeEqrDO
女?「待ってろ。今、鍵を開ける」チャラッ

懐から取り出した鍵で牢の扉を開けようとするが、

勇者「……その必要はない」
以下略



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