過去ログ - 恭介「安価でさやかを幸せにしたい」
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148:乗っ取り[saga]
2011/10/28(金) 21:46:25.05 ID:U5wbXO+AO
一方その頃、巴マミのマンション


QB「いいのかい?この星ではまだやったことのない女性を処女と言うんだろう?」

QB「そしてその処女は[ピー―]することで非処女となる」

QB「巴マミ、今の君はまだ非処女になるべきじゃない、僕なんかに汚されるより永遠の処女であるべきだ、巴マミ」

マミ「あらまあ、QBは本当にそういうことに関しては固いのね」

マミ「仕事とプライベートは完全に分けるというのかしら、これって」

QB「御明察の通りだよ、巴マミ。僕達インキュベータは感情が無いから生殖時もなんの快楽も感じない、生殖は個体数が減った時近くのインキュベータ同士で作業的に行われる」

QB「だからパートナーを選ぶ、といった行為自体が理解できないよ」

マミ「じゃあ私が教えてあげるわ、貴方に愛を」

マミ「さあ、私の懐に飛び込んできなさい!キュゥべえ!」

QB「マミ……君がどんなことをしても無駄だよ。天文学的確率で僕達に突然変異でも起こらない限り僕達に誰かを愛する気持ちは生まれない」

QB「僕達インキュベータはこれまでも感情が無くて、今でも感情が無くて、きっとこれからも感情が無い生物なんだ」キュップイ

マミ「どこ行くの……キュゥべえ」

QB「僕なんかにいられても食費が増えるだけだろう」

QB「巴マミ、君はもう普通の人間だ。これからは異星人と関わるのではなく同族と関わりながら本来、魔法少女の運命に支配されるはずだった未来に輝かしい経歴を添えながら生きていくといいよ」

マミ「待ってキュゥべえ!私を……一人にしないで……」ギュウウウ

QB「!」

マミ「たとえスペアが何体あろうと、『私と契約したキュゥべえ』は貴方を除いてこの世に一人もいない」

マミ「私が抱いてるのは貴方だけよキュゥべえ、貴方しかいない、貴方だけよ」

QB「!」

QB(僕を……認めてくれた……)

QB(僕を……一つの意識と自我を持つ生物として、『物』ではなく『者』として認めてくれた………)

QB「ありがとう………マミ………」


>>150
1、時を進める
2、誰かの様子を覗く(人物名も)


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