過去ログ - とあるプランの一方通行
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4:いぬ ◆7WEJDNG8rg[saga]
2011/08/07(日) 20:43:29.17 ID:vKYwZ9d20

待ちくたびれて水面に浮かぶ?

どういうこっちゃい。つまりそいつは普段水中にいるってことか?
そいつって魚?いやいや、人間って言ってたし、けど、常時水中ってことはやっぱり・・・魚。

魚が水面に浮かぶって事は・・・え?シンジャウノ?待ちくたびれて!?


「うおおおお!!まってくれええええええ、早まるなああああああああああ!!」


叫びながら飛び込んだ先にあったのは、巨大な水槽。
ではなく、ビーカー?

そこに既に見慣れてしまった緑色の手術衣を着て、男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える人間が逆さまに浮かんでいた。


「oh・・・魚じゃなかった。といいますか、人間が水中に逆さまに浮かんでる時点で手遅れじゃ・・」orzマニアワナクテスミマセン


『何を言っている?上条当麻』

「へ?」コエガキコエタ

『終わりの日から3カ月あまり、これほど私を待たせておいてまだ待たせるつもりか?残念ながら、失敗策のためにそれほど時間を割いてやれるほど私は暇ではないのだがね』

「え・・・水中人間から声が聞こえた?」イキテラッシャル?

『私は人間″が待っていると言ったはずだが。君の中では死体も人間″として人を待つのか?』アア、ユウレイッテヤツデスネ。ワカリマス

「え?いやいやいやいや、上条さんはてっきりお魚さんだとばかり思ってましたことよ」

『くくくっ、アレイスター、君は魚らしいぞ?それはさぞかしグロテスクで不味い魚だろうな。まさしく煮ても焼いても食えないというヤツだ』

『エイワス』

『ふふ、怒らないでくれ。久しぶりに君以外の人に会えてはしゃいでいるんだ』

「久しぶり?え?あれ、そういえば終わりの日がどうとか・・・ん?アレイスター?どっかで聞いたことがあるような・・・」アア・・キオクガ・・・

『安心したまえ、上条当麻。君のそれは記憶力が悪いだけだ。頭が悪い・・知能が低いともいうな。100余年にも満たない人の世で、そうそう何度も記憶喪失になることはない。例外は禁書目録くらいのものだ』

「インデックス!?なんでその名前」チノウガヒクイッテヒドイ

『エイワス、無駄な余興で時間を割くのは止めてくれ』

『ああ、すまないね。さっきも言った通り、君以外の人と話すのは久しぶりでね。それに、この少年はどこか彼に似ている。はしゃぐのも無理はないだろう?だが、そうだな、おふざけはここまでにしておくよ。やはり模造品よりも本物に早く会いたいからね』




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