過去ログ - とあるプランの一方通行
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6:いぬ ◆7WEJDNG8rg[saga]
2011/08/07(日) 20:52:49.07 ID:vKYwZ9d20

「は?」

『話す前に確認しておきたい。君は、ここに現れるまでどこにいた?どこで何をしていた?』

「どこって・・・俺は、変な要塞みたいなのに乗って、天使と・・・」

『やはり、第3次世界大戦終結の時か』

『まぁ、そうなるだろうな。あのとき力の残滓が望んだのは己を消そうとする存在の抹消。
つまり、幻想殺しを宿す上条当麻の消去だ。しかし力が及ぶのは、残滓が認識できるその時までであり、
それ以後は認識できない。残滓事態が存在しないからね』

「ど・・どういうことだ?」ッテバヨ

『この世界は、上条当麻、君が存在しない世界。君が存在しない歴史を歩んだ世界というわけだ』

「けど、俺はここに・・」

『君の存在が消されているのは先程まで、今からは君は存在できる。
おそらく君の両親もつい数瞬前まで忘れていた自分たちの息子のことを今は思い出しているだろう。
忘れていたという事実に、なんの疑問を抱くこともなく、ね。
だから君は、学園都市という場所や人に拘らなければ、今から終わりの続きを始めることができる。
禁書目録も学園都市ではなく、英国に存在しているからね』

「・・・・・」

『だが、それでは私が困る』カレニアエナクテツマラナイ

『私もだ。プランの遂行どころか、また土台から作り直すのでは時間がかかり過ぎる。
(それどころか、あれほど条件の満たす時を生み出すことなど今後不可能かもしれない)』

「どうしようっていうんだ?」




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