過去ログ - 球磨川『僕が変態な訳ないだろ!!』上条「俺も、俺も!!」
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(九州)
[sage]
2011/08/10(水) 05:23:34.55 ID:+34FwSHAO
「ただいま」
それなりに高価な寮に戻る。
とある校の寮はゲームが入らなすぎるからこっちの寮に引っ越した。
「ご機嫌はどうだい?」
猿轡を噛んだまま涙目で僕を睨む食蜂操折をみる。
女子中学生にしては発育の良い体躯に腰まで届くマシュマロのようなくナチュラルブラウンの髪。幼さと妖艶さの間に成り立つ顔立ちは彼女の今の心境のようだ。
唾液でベタベタになった轡と手錠を外す。
「さて、約束通り今日から君は自由だ」
僕はパソコンを立ち上げゲームのウィンドウを開く。
「いいよ、逃げても」
僕は彼女に優しく促す。
「……しゃ、シャワーを」
「ご自由に」
僕は画面から目を離さず会話する。
ここで心理掌握の話をしようか。
人間というのはいくつもの無意識下により存在する。
そして無数の欲望に支配される。
しかし、僕みたいに一つのことで頭が一杯な人間は常に頭に浮かんでいるのはそれでしか無い。 例えば麻薬常習犯のように、会話をしている時も、食事している時も、性行している時も、常に一つしか考えて無いような人間は精神が破綻しているだろう。
食蜂操折はあくまで人間レベルの精神を操作することしか出来ない。 だからこそ僕のように精神が破綻し理解も納得も出来ない人間を相手どることは出来ないのだ。
人故に、人の枠に縛られる。
「あ、あの……」
部屋の中はキャパシティダウンをBGM代わりに流しているから僕の思考は読み取れない。
「なんだ?」
「しょ、食事を」
彼女はシャワー室で着替えた常盤台の制服を着て呟く。
「まぁ、自由にしなよ。僕は見ての通りゲームで忙しい」
「あ、はい……」
「あ、あのあなたの分も用意しました」
「あぁ、僕はいらない」
彼女の好意を目もくれず切り捨てる。
そしてゲームが濡れ場にさしかかった瞬間、僕は学生ズボンを脱ぐ。
「あっ……」
後ろから声が聞こえたが気にせず僕は始める。
「あ、あの……あたしは」
「だからお前は本当に自由なんだよ」
僕はため息をつきながら振り返る。
「でもあたしを逃がしたら捕まりますよ!」
「なんだ、そんなことかどうでもいい」
「そんな……あたしはレベル五です。逃がしたら報復に」
「だから、本当にどうでもいい。僕はゲームがしたいんだ。邪魔をしないでくれ」
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