過去ログ - キュゥべえ「ボクを信じてくれ、暁美ほむら」
1- 20
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:50:05.48 ID:6QrscVfk0
罹患者「地球に派遣されたばかりのボクは、日本首都圏地域を担当していた。
    そこで、ある五人の少女に出逢った。仲の良い友人同士だったよ」

ほむら(……五人、か)

彼の言葉を聞きながら、脳裏にまどか達の顔が過ぎる。

罹患者「まだ感情を知らなかったボクは、魔法少女の素質を持つ五人の少女に契約を持ちかけた。
    最初の一人が願いを叶え、次々に契約は成功し、残すは最後の一人になった。
    彼女達の中で、最も魔法少女の素質に優れた、誰よりも優しい子だった……」

そんな所まで、私達と一緒か。
しかし、何度もループを続けた中でいがみ合い、
利用し合うような関係しか築けなかった私を比べると、皮肉なものだ。

罹患者「本当に仲の良い五人だった。
    でも、彼女達に破滅が訪れた。ある事故から、ソウルジェムの仕組みがバレた」

懐かしそうに語る彼の声が、徐々に強張って行く。

罹患者「ボクはマニュアルに従い、彼女達にソウルジェムの仕組みを話した。
    そうする事で絶望させ、魔女化を加速させるために」

強張った声が、苦しそうなものへと変わって行く。

罹患者「そうして、ついに……一人が魔女に変わった。
    魔女化した友人を前に、一人が倒れ、
    そうしてもう一人が全ての魔力を暴走させ、魔女もろとも自爆した」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
692Res/481.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice