過去ログ - 【多重】とある無限のリリカルなのはAlaRubrA【クロス】
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めけめけ
2011/08/11(木) 22:05:49.01 ID:AJv01DyAO
とりあえず今書けたとこまで投下します。
学園都市のとある男子寮
「…というわけで、カミやんとインデックスを嬉し恥ずかし時空管理局お仕事体験ツアーにご招待するんだぜい。」
金髪に短パンアロハシャツ、おまけにネックレスにサングラスといかにもそのへんのチンピラのような格好をした男、土御門の言葉に上条とインデックスはポカンと間抜けな顔をしたまま硬直していた。
そんな2人を無視して土御門は話を続ける。
「期間は不明、上の『命令』に付き拒否権はなし。インデックスのほうは『向こう』のトップにはもう話を付けてるので問題はないぜよ。」
話を続ける土御門に対し、ようやく我にかえった上条は慌てて話を遮る。こればっかりは避けたい事態が目の前に迫っているのだ。
「色々突っ込み所が多すぎるがとりあえずスルーする。そんなことより、この前の戦争のおかげで上条さんには留年へのカウントダウンという切実な問題があるのですが!?」
元々の成績の悪さに加え、出席日数の不足。数々の『幻想』を殺してきた彼も、留年の危機という『現実』は殺せない。寧ろ重くのしかかる現実に殺されそうである。主に精神のほうが。
その反応を予想してたのか土御門は笑いながら答える。
「安心するんだにゃーカミやん。向こうに行ってる間は全て出席扱い、更に出席日数の不足も特例扱いで不問だぜい。あ、ついでに所属は学園都市だが一応管理局の一員でもあるんでちゃんと給料もでるんだにゃー。」
勿論正規職員よりは安いけどにゃー、と付け足す。
一方上条は、今回のこの対応に疑問を抱いていた。
これまで自分が何者かの思惑のもと、事件に関わっていたことには薄々気付いていた。
そして、これまでは上条が自分から事件に首を突っ込むなり、巻き込まれるなり、そうなるように仕向けてきていた。
しかし今回は土御門のような部下でもなく、『闇』の人間でもない、表向きはごくごく普通の学生でありしかも『無能力者』である上条に拒否権のない『命令』を出してきた。
そして恐らくその命令を拒否した場合、自分ではなく親や友人と言った自分の周りの人間に『不幸』が訪れるのだろう、と予想する。
そしてそれがわかってる以上、確かに自分にはそれを受け入れる以外の選択肢はない。
が、問題はそこではない。
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