過去ログ - 【多重】とある無限のリリカルなのはAlaRubrA【クロス】
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31:めけめけ
2011/08/13(土) 17:34:56.08 ID:+PEmBsCAO
しかし、皆が上条の顔を見た途端驚いた表情になり、名前を聞いて更にそれは顕著になる。

上条(俺また何かしたか?でも自分の名前言っただけだよなぁ…)

訝しげにしていると、フェイトの口から無意識に言葉が溢れる。

フェイト「…お兄、ちゃん?」

上条「…はい?」

その台詞に硬直する上条たち。

そんな中始めに口を開いたのはクロノだった。

クロノ「…フェイトも、なのは達も聞きたいことがあるのだろう。だが少し待ってくれ」

クロノ「君の能力は『幻想殺し』、あらゆる異能を無効にする右手、で合っているか?」

上条「あぁ、そうだけど…」

クロノ「やはり、そうなのか…?だが…それにしては余りにも…」

上条「?」

クロノ「疑問に思うかも知れないが、いや、こちらも疑問だらけなのだが…少なくとも我々は、君と同姓同名で、同じ容姿、同じ能力を持った人間を知っている」

クロノ「しかし、我々が上条当麻と出会ったのは4〜5年前…当時の上条当麻が高校1年と言っていた。つまり、今の君と丁度同じ歳なんだが…心当たりはあるか?」

突然妙なことを言われて混乱する上条だったが、冗談を言っている雰囲気ではない。
チラ、とインデックスと美琴の方に目配せすると、2人は頷いた。

上条「えっと…少なくとも『今』の俺には、時空管理局の知り合いはいないし、心当たりはない」

今と言う部分を強調し、続ける。

上条「俺は…7月21日以前の記憶がない。所謂記憶喪失…ってやつだな。だから、もしそれ以前に会ったことがあっても…悪いけど、わからない」

フェイト・はやて「っ…」

ヴォルケンリッター「…」

なのは「…そう、なんだ」

インデックス・美琴「…」

記憶喪失、という話を聞き周囲は動揺する。特に、フェイトとはやての動揺は大きく、その表情は、今にも泣きそうなものだった。

またヴォルケンリッターやなのはも2人程ではないが、やはりその表情からは悲しみが滲んでいた。

そして…その様子から何かを察したのか、上条の記憶喪失を知るインデックスと美琴もまた。

クロノ「そうか。それはすまなかった…。まぁ、年齢が合わないということもあるし、君ではない可能性も充分にあるだろう」
クロノがフォローを入れるが土御門がそれを否定する。


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