過去ログ - 【多重】とある無限のリリカルなのはAlaRubrA【クロス】
1- 20
35:めけめけ
2011/08/13(土) 17:42:59.46 ID:+PEmBsCAO
バルディッシュを構え直し、再び間合いを詰めるフェイト。その動きは速く、上条を一瞬で間合いに捉える。

そしてそのまま、バルディッシュを横に薙ぐ。が、その直前、上条が大きくバックステップしたことでバルディッシュが上条を掠めるものの、ギリギリでかわされる。

そして、その先には、自身の体をつっかえ棒に見立て、右手をつき出す上条の姿。

フェイトはその勢いを[ピーーー]ことが出来ず、自ら待ち構える上条の右手に突っ込む。自身の突進力がそのまま自分に跳ね返…る前に、その勢いに負け上条の体が横に弾ける。

一方のフェイトも、途中で力が分散したとはいえ相応のダメージを受け、地面に転がる。

(途中までは上手くいったのに…や、やっぱり漫画で見たことあるのを真似してみたけど駄目だったー!)

起き上がり、再度こちらに向き直るフェイトを見て焦る上条。

漫画のパクり技…「退歩」を使ってみたものの、肘や肩、膝関節に負担がかかり過ぎ、途中で吹っ飛んでしまった。

万事休すかと考えていると、とんでもないことが起きた。

フェイトの纏っていた服…バリアジャケットが、上条の目の前で粉々に砕け散った。
当然、その下のフェイトの裸体が露になる。

綺麗な肌、年齢の割りに大きめの胸、やけに肉感的で生々しい腰回りやふともも、そして髪の色と同じ金色の茂み―

思わずごくり、と生唾を飲み込む上条。しばしお互いに硬直していたが、我に帰ったフェイトが涙目でこちらに猛烈なスピードで向かってくる。

(あぁ、何か前にもこんなことがあったような気がするなぁ、覚えてないけど)

「不幸だ…(でも今回は少し得した気もする)」

目の前で降り下ろされるバルディッシュを見ながら、いつもの台詞を呟くのだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
65Res/69.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice