過去ログ - ダースヴェイダー「学園都市」 -SS速報VIP

過去ログ - ダースヴェイダー「学園都市」

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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします（東北）
2011/08/11(木) 23:24:59.79 ID:92+GUnrx0
パルパティーン「ベイダー卿。」
パルパティーンが謁見質についてから初めて発言した。その声は、異様にしゃがれた声でこそあるが威厳を感じさせるものだった。
「ベイダーはい、マスター。一体どのようなご用向きでしょうか？」
普段のベイダーを知っているものなら信じられない思いをするだろう。傲然としたベイダーが、恭しい態度を取っているのだ。
パルパティーン「学園都市と呼ばれるところで任務を行ってもらいたい。」
ベイダー「学園都市ですか？しかし、マスターそのような地名に聞き覚えはありませんが。」
パルパティーン「聞いたことが無くて当然だ。アウターリムで発見された辺境惑星に位置しているのだからな。」
銀河帝国という名の通り帝国がすべているのは、広大な銀河系だ。だがその帝国も全てを支配しているわけではなく支配域でなく辺境領域が存在している。アウターリムとはその一つである。
そのアウターリムの惑星地球に銀河帝国軍のインペリアル級スターデストロイヤーがハイパースペースドライブの事故によって墜落しており乗組員は死亡したものの船体は学園都市と呼ばれるその惑星の島国に位置する高度な科学力をその惑星内で有している勢力の元で研究されており、そのインペリアルキュウスターデストロイヤーの破壊を行ってもらいたいと命令した。
ベイダー「しかしマスター、それでしたら銀河帝国軍から派遣すれば言いだけでしょう。どの程度の技術力を持っているかは分かりませんが、我々帝国に匹敵しうるものとは思えません。もし我々に匹敵しうるものなら宇宙船舶などが探知されているはずでしょう。」
パルパティーン「反乱同盟軍に呼応して各惑星でも反乱が起こりうるやもしれぬ。それを考えると貴重な戦力を派遣するわけには行かぬ。それと惑星外からの調査によるとナノマシン技術など一部は我々でも厄介なものだ。最も宇宙戦力を持っておらぬしそれらにしろ我々からすれば骨董品に過ぎぬ。この都市で厄介なものは超能力と呼ばれる能力だ。」
ベイダー「超能力ですか？」
パルパティーン「詳細は不明だが薬物などを元に何らかの能力を人間に後天的に与えるものらしい。一部はフォースと同様に実戦レベルで通用するものだ。何ダークサイドのフォースには劣ろうが、無駄な犠牲者を出すわけには行かぬのでな。受けてくれるなベイダー卿。」
「はい、喜んでマスター。」
こうして銀河帝国皇帝の副官にしてシスのシスの暗黒卿ダースベイダーは学園都市に派遣されるのだった。

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