31: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/08/12(金) 00:54:07.59 ID:5v5aksGco
レッサー(しかし、本質は炎……!! それならばこの鋼の手袋で……!!)スッ
ステイル「無駄だよ」
ガガガガガガガガガガガガ!!!!!
レッサー「ぐぅ!!!」
レッサー(くっ、掴み切れない……!!!)
ステイル「この魔術は法王級だ。僕の炎剣を受け止めることが出来ても、これは無理だろうね」
レッサー「うっ……ああああああああ!!!!!」
ドガァァァァァァァァァァァ!!!!!
ステイル「……ふぅ。やっと終わったかな」
レッサー「………………」ジュゥゥゥ
ステイル「まだ生きてる……な。良かった良かった。まぁ死んだら死んだでいいんだが、聞きたいこともあるしね」
ステイル「――っと、これが例のスキーズブラズニルかな。確か展開方法は……」
ドガガガガガガガガガガガ!!!!!
ステイル「――ここで展開したのは失敗だったな。そういえば10m以上の船になるんだったね」
ステイル「まぁ壁とかの修理代は後で経費として落とせばいいか。問題は中身だけど……」
ステイル「………………」
プルルルルルルルル、ガチャ
神裂『どうしました?』
ステイル「新たなる光の一人を押さえた。だけどこっちのスキーズブラズニルにも何も入ってないね」
神裂『そうですか……それでは残り一人の鞄、という事になりますね』
ステイル「まだ見つからないのかい?」
神裂『えぇ、天草式が探しているので、そういつまでも逃げられるはずはないのですが……』
ステイル「それなら仲間を拷問すればいい。僕らの十八番じゃないか」
神裂『………………』
ステイル「あぁ、君はそういうのはできないんだったね」
神裂『彼女たちは精神系魔術の対策もしているようです。おそらく拷問も無意味かと』
ステイル「……分かったよ。それならこっちの方も口を割らないだろうね。まぁ今は話せる状態でもないけど」
神裂『――とにかく、仕方ありません。引き続き虱潰しにロンドン中を捜索しましょう。ステイル、あなたは怪我もしているようですし、一度休んだほうが……』
ステイル「構わないよ。まだ動ける」
1002Res/210.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。