15: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:07:11.15 ID:BFRrGUMm0
「私は巴マミ。あなたがキュゥべえを助けてくれたのね、ありがとう。その子は私の大切な友達なの」
「私、まどか……鹿目まどかです。あの、私こそ、ありがとうございます。
それと、ごめんなさい。助けてもらったのに、お礼まだ言ってなくて」
マミはほほえむと、まどかが抱えている白い生き物の手当てを始めた。
不思議なあたたかい力で、キュゥべえと呼ばれた生き物の傷はみるみる回復していく。
キュゥべえは目を覚ますと、驚くべきことに人語でしゃべりだした。
「ありがとう、マミ。助かったよ」
「お礼はこの子たちに。私は通りかかっただけだから」
「僕の名前はキュゥべえ。どうもありがとう、鹿目まどか、美樹さやか」
「何で、あたしたちの名前を?」
「君たちにお願いがあるんだ」
さやかは何のためにではなく、どのような方法で名前を知ったのかと、聞いたつもりだった。
しかし、キュゥべえはお構いなしに彼の話を続ける。
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