24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/13(土) 13:15:55.36 ID:Gu3hpdcq0
本当は叫びたいくらいの衝動に駆られているのだが、どうしてか息とともにその勢いを飲み込んでしまった。
もともとこいつが根源のことだ。なにがあっても不思議ではないし、唐突に終わりが来てもそれはそれで自然な気がしないでもない。
ただ単にこいつが飽きただけなのかもしれないしな。
肩透かしをくらったような気もするが、それでもとりあえず、俺は
「なによ。いきなり神妙な顔しちゃって・・・8日になにかあるってわけ?」
「いや、会いたい人がいたんだ。8日に。7月8日に」
「なにそれ・・・・・・」
俺から視線を窓の外の方へ移し、再び頬杖をつく。
妙にこっぱずかしいことを言っているような気がするのはなんでだろうか。
「別に。たいした意味はないのかもしれんが。俺は会いたかった」
「・・・・・・わけわかんない」
幼い頃の面影を残した横顔で、涼宮ハルヒはそう呟いた。
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