980: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:20:28.98 ID:nIaO3cdE0
あれから――、
メイドさんから伝えられたのは、どうやらやることができたらしい、ということ。
それと不在の間、魔王の席を空けたままにしておくのも問題だということで、魔王を俺に任せるということ。
この二つだけだった。
なんともいいかげんな話である。
何より参ったのが、この話を俺以外の全員が、
それも魔王城の全ての人がすんなりと受け入れて、トントン拍子にことが進んでいったことだ。
そうしてあれよあれよという間に――というかその日のうちに、俺は正式に魔王の座を受け継ぐ運びとなり、
側近さんは俺の側近に、
わんこは俺の専属メイドに、
大賢者さんは正式に俺の師匠になった。
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