過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
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134: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 20:01:21.20 ID:GW54J0te0


だから彼は苦悩している。
それは彼女を『どうでもいい存在と思っていない』からこそ。


当てが外れシュンとした表情をする美琴を見ればと彼女が一方通行のことを大切に思っていることは歴然だ。
彼女の優しい思いを素直に受け取ることすら出来ないほど、一方通行の傷はあまりにも深い。
そんな傷をあんな子供に背負わせた学園都市の闇を冥土帰しは心底呪った。



そんなことを思いながら冥土帰しは美琴を見つめる。
美琴は額に当てていたタオルとペットボトルをギュッと握りしめ、絞り出すように言葉を発した。



「先生……」

「なんだね?」

「一方通行は……その……、私に…………会いたくないのかな……?」

「……どうしてそう思うんだい?」

「だ、だってだって!いつも迎えにきてくれるのに来ないし!ど、どこにもいないし!!」

「……」





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