過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
1- 20
2: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 16:30:07.57 ID:GW54J0te0



――学園都市・某所――



そこは学園都市内でも屈指の敷地面積を誇る能力開発研究所。
日中ならば研究者や能力開発被験者である子供で溢れている場所。
だが今現在の時刻は午後11時。
研究所に残っている人の数は限られていた。


研究室へ向かう白衣を着た若い研究者も限られたその一人だ。
2回のノックの後、目的の研究室のドアを開ける。
そこにはパソコンに向かいながらコーヒーを啜る上司の姿が真っ先に目に入った。



「芳川先輩〜こっちの資料まとめ終わったッス」

「あらありがと。助かったわ」

「そっちは終わりそうッスか?」

「もう少しで終わるわ。コーヒー飲む?」

「いただきます」



背伸びをしながら椅子から立ち上がりコーヒーを用意する。
もう何百回と繰り返してきた動作だ。



「芳川先輩は今日泊まりッスか?」

「なるべくなら職場には泊まりたくないのよね。多分帰ると思うわ」

「自分はもう3日目ッスよ…今日はギリギリ帰れそうですけど」



研究者なら誰しもがしたことのある会話。言わば挨拶のようなものだ。
だが不意にその会話も終わりを告げる。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
277Res/217.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice