過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
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228: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:24:29.25 ID:GW54J0te0


お互い終始無言で静寂な空間の中で時は進んでいった。
その静寂を破ったのは美鈴だった。

以下略



229: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:25:10.16 ID:GW54J0te0


「ちょっと前に電話したときも落ち込んでるみたいだったから心配でね…… まぁもう大丈夫みたいだけど」


以下略



230: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:25:38.05 ID:GW54J0te0


ふと彼の澄まし顔を崩してやりたいという衝動に駆られた。
自然と彼女は瞳を細めて彼に送る視線を小悪魔的なものに変えていく。

以下略



231: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:26:13.73 ID:GW54J0te0



「ゲホッ!ゴホッッ!!」

以下略



232: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:26:44.15 ID:GW54J0te0


美鈴が自分の顎に指を当てて思惑する様はまるで探偵が頭の中で推理のパズルを組み立てている最中を彷彿とさせた。
かたや一方通行は話を全く聞こうとしない美鈴に怒号を送り続けた結果、息切れを起こしぐったりと頭を垂れることになった。
そんな姿を見て美鈴は内心(やりすぎたかな?)と少し反省しながらも、彼の澄まし顔を崩すという目的を達成できてご満悦のようだ。
以下略



233: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:27:15.68 ID:GW54J0te0


そう言って頭を下げる美鈴の姿に一方通行は驚いた。
先程のからかう姿から態度が一変したのが理由でもある。
だが何よりまるで自分をひとりの対等な人間として見ているかの様な彼女の言葉や行動に驚いたのだ。
以下略



234: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:27:47.34 ID:GW54J0te0





以下略



235: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:28:18.47 ID:GW54J0te0



「遅〜い 待ちくたびれちゃった」

以下略



236: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:28:50.21 ID:GW54J0te0



美鈴の言っていることは当たっている。美琴の寂しがり屋という一面は自分も見てきたからだ。
膨れっ面をする美琴を横目にあの会話の後半部分は自分の心の中にしまっておこうと一方通行は考えた。
以下略



237: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:29:32.72 ID:GW54J0te0



「……ママには内緒にしてよね」

以下略



238: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:30:10.27 ID:GW54J0te0




「……でもね……そのあとクラスで私のことを『アイツと一緒にいるとすぐ電気が飛んでくる』って噂が流れてね……。
以下略



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