過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
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255: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 22:40:19.52 ID:GW54J0te0


・・・・・





「ン…………」



穏やかなまどろみの中、微かな熱気を感じて一方通行は目を覚ます。
瞼を開けるとそこはいつもの無機質なコンクリートの天井は無く、もっと柔らかな質感を持った天井が視界に入ってきた。
クーラーを切っているのか窓が開いていた。薄い生地の水色に染まったカーテンが風と太陽の日射しと共にユラユラと揺れている。



(そォか、ここは……)



ここは美琴の実家。そして一方通行がいるのは美琴の部屋だ。
首まわりの広いTシャツから鎖骨を覗かせた肌にじんわりと汗が滲む。白い前髪とTシャツを優しい微風がふわりと通り抜ける。
体に掛けていたタオルケットを退けてベッドから体を起こし、ガシガシと頭を掻き眠気眼で部屋を見渡す。
部屋には自分ひとり。床を見ると昨日の夜美琴が寝ていた布団が綺麗に畳まれていて、彼女がもう起床していることを物語っていた。


ひとしきり彼女のいたであろう場所の一点をボンヤリと見つめる。




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