過去ログ - 星奈「あたしたちはまだ友達が少ない」
1- 20
12: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:22:40.20 ID:rzRRdxIO0
しばらく無言だったが、ためらいがちに星奈が口を開く。

「さすがにちょっと悪いことしちゃったわね」

「むぅ……確かにやり過ぎた感があるな」
以下略



13: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:27:15.57 ID:rzRRdxIO0
「っ、……り、か」

「大丈夫です。先輩は立っているだけでいいんですよ。全部理科に委ねて下さい」

とても優しげな、そしてそれ以上に狂気じみた声音で言いながら俺の体を部室の方に向ける。
以下略



14: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:30:42.94 ID:rzRRdxIO0
「ち……がう……おれじゃな

バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリッ!

弁解は電流で阻止された。
以下略



15: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:34:44.22 ID:rzRRdxIO0
理不尽に攻められ涙目になる星奈。

「小鷹あんたどういうつもりよ!? この変態!」

「まぁ、どういうつもりかは知らんがとりあえず死んでおけ」
以下略



16: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:39:44.44 ID:rzRRdxIO0
目を覚ますと部室のソファの上に寝かされていて、皆が心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。

と言う訳もなく、廊下に倒れたままだった。

体のあちこちが軋むが、なんとか起き上がって部室に戻る。
以下略



17: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:48:31.14 ID:rzRRdxIO0
「あ、先輩、遅いですよ」

なんとそこには理科もいた。既に馬の頭は外してあり、横に置いてあった。

「理科! お前!」
以下略



18: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 21:57:03.97 ID:rzRRdxIO0
………………。

あれ?

恐る恐る目を開けてみると、そこにはとても不機嫌そうな夜空と、勝ち誇った顔の星奈がいた。
以下略



19: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:00:28.16 ID:rzRRdxIO0
「ふふん、それはね小鷹。理科があたし達にさっきの件を説明した後、せっかくの機会だしあんたの本心を暴いてやろうって話になったのよ」

超ゴキゲンな星奈が言う。

「命の危険を感じたときが一番本性を現わしやすい、って昨日やった明け方の護衛って大人向け美少女ゲームでも言ってたしね!
以下略



20: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:02:28.84 ID:rzRRdxIO0
「まぁ、なんにしても遊びで良かったよ……」

「ふっ、そうだな、こんなことは所詮遊びに過ぎない。気にすることはないぞ、小鷹」

ソファのはじっこでずっとしょげていた夜空が言う。
以下略



21: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:06:39.21 ID:rzRRdxIO0
「ところで、理科。あんなもんいつの間に作ったんだ?」

「それはですね先輩、以前先輩を見返すために作ったタイムマシンもどきは失敗作だったので、
そのリベンジとして極秘裏に作っていたのですよ」

以下略



22: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:08:34.49 ID:rzRRdxIO0
嬉しそうにいそいそと明日次郎を持ってくる理科。

「自分で言うのも何ですが、まさにこれはロマンの結晶! そう、『男』のロマンの結晶なのですよ!!」

そう言ってスポッとかぶる。
以下略



479Res/247.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice