過去ログ - 真宵「これも、また、戯言ですかね」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/08/16(火) 10:59:59.85 ID:4VTMtEH9o
「……」
「……」
「……」
「……」
き……気まずい……これは……この状況は何だというのだろうか……
さっきまでの変な寂しさはなくなったものの、これでは一人のときと――いや、それ以上
に居心地が悪い……なぜこの子は僕の事を知っているのだろう?というか、むしろ、何故こ
の子のことを僕は覚えていないのだろう?それさえわかれば、なんとなくこの場を切り抜け
られると思うのだが……
「ところで、阿良々木くん。こんなところで、一体全体、何をしているの?私が休んでいる
間に学校を退学になってしまったのかしら。家族にはそんなこと話せないから、学校に通っ
ている振りをして、公園で時間を潰しているとか……だとすれば、私の恐れていた事態がつ
いに、といった感じだわ」
「何故そのような誤解をされるのかも、君が何を恐れていたのかも、僕にはわからないよ」
どうやら、クラスメイトらしいことはわかったが……
「実は、どこかを目指していたことは覚えているのだけれど、どこを目指していたのかわか
らなくなっちゃったんだよ」
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