過去ログ - さやか「よろしくね、相棒」 まどか「うん!」
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954: ◆.2t9RlrHa2[saga]
2012/01/25(水) 00:35:26.33 ID:+oJd6Wjk0


「現在確認された所…、死者は24人、行方不明者は89人。警察では身元とその行方を…」


アタシらの善戦も虚しく、当然のように多くの犠牲者が出た。

それでも、あの学校に出入りしてる人間が500人程度と仮定すると、数だけ見れば上々の戦果だ。


だが、アタシ以外の連中はそんな単純には出来ていないらしい。




マミ『状況が状況だけに犠牲が出る事はわかったはいたけど…、実際に見ると遣る瀬無いものね…』


杏子『あんだけ派手に巻き込まれた状況で犠牲出すなってのが無理だ。よくやった方だと思うけどな』


マミ『わかってる…。だけど、それは犠牲を悲しまない事の理由にはならないでしょ…?』



こうは言っているが、さすがにマミは冷静だった。


長い事魔法少女やってる以上、手が届かないモノだってあると知っている。

だからと言って犠牲を割り切る事も出来ないからと、わかった上で悲しんでいた。


優しさと甘さは紙一重。

ずるずる引きずるなと言いたいが、そう出来るならそもそも織莉子と対立していないだろう。

それを必要だったと割り切れるのが織莉子だったのだから、割り切りきれずに心痛めるのはマミがマミである為に必要なものなのかもしれない。


どちらにしても…。

悲しみこそすれど、事実を受け入れる事が出来ているマミはまだ良い。



問題は…。



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