234:たとえばこんな滝壺さん ◆oEZLeorcXc[sage saga]
2012/01/26(木) 14:20:40.88 ID:Yt32AAJ30
「ぅあ……いや、その……し、舌の感覚が、その……気持ち良すぎて困る」
「ひをふへる」
「ぐぅ……最後のはわざとだろ絶対!!」
今ので確信する。
彼女は反応する俺を見て愉しんでいる。
形はどうあれ楽しんでくれているという事実が少しだけ俺を冷静にさせる。
しかしそれは。
ただの油断だった。
「じゅるん」
吸われた。
長らく咥えられて溜まった唾と共に鳴る水音。
ゴクリと喉の鳴る音が聞こえた。
その一瞬で全てを持っていかれそうになる。
唇に。
歯に。
舌に。
咥内のいたるところの粘膜に。
全てが重なる。
形の違う合うはずのない二つがぴったりとくっつく感覚。
体のたった一部に触れられているだけなのに全身どころか心と脳までも支配されてしまう錯覚。
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