68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage saga]
2011/10/23(日) 03:25:46.97 ID:xa5U177ko
「ぅうん…やぁん……」
小さくなった快楽と、与えられると予想した快楽。
原始の欲望を求めて腰が指を追う。
だが彼はそれを与えない。
むしろ白井の動きにあわせ、ギリギリの触感をキープしながら、指を運び続けた。
「やぁ……やぁ……」
むずかる声と、強くなるシーツを握る力。
子供のような仕草に、彼が苦笑する。
しかし彼の所作に変化はない。
指はゆっくりと円を描き、白井の腰もまた、ゆっくりと円を描く。
「あぅ……だめです……やぁ……あ……だめ、ですのぉ……ああぁん……あっ、あっ、あっ!」
刺激は一定。
だが入力される快楽は、長い時間をかけて川の底に泥が溜まるように、白井の未成熟な身体に蓄積され続けていく。
「あぁ……もう、もう……」
「どうしたんだ、白井」
彼が、わかりきった問いを放つ。
白井は答えるしかなかった。
「もう、もう許して……許してくださいまし……もうわたくし……我慢できませんのぉ……」
無意識に出たであろう言葉。無意識にでた、懇願の言葉。
しかしそれを聞いた彼の指は、
「だめだぜ、白井」
すっ、と湿地から離された。
96Res/65.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。