過去ログ - 一方通行「オマエだって、もォこの家の一員だろォが」
↓
1-
覧
板
20
16
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山形県)
[saga]
2011/08/18(木) 03:49:35.26 ID:aLV867QF0
よく見ればこいつは、白衣『しか』着ていなかった。留まっているのはボタン一つ。
先程上体を起こした際にずり落ちたのか、肌蹴たように左肩が覗いていた。
白衣の丈は長いのだが、殆どボタンが留められていないため、白く細い足は綺麗に畳まれた状態で露出している。
この分だと下着を着用しているかも怪しい。
「服、ソレしか着てねェのかオマエ」
「え?……………あ、着るもの、これしかなかったし…」
「…よく見たらそのサンダル、トイレ用の…ってミサカはミサカはちょっぴり呆れてみる…」
打ち止めの言葉で足元のサンダルを見てみると、そのバンド部分には『WC』と印字されていた。
「………はァー、」
三度目の溜息。
もう日は落ちかかり、薄暗い路地は更に明るさを失いつつあった。
目の前のクローンだけが、ぼんやりと白い光を放っているように錯覚する。
――こんな場所で長々と話しているより、どこかに移動した方が良い。
そう判断して、自分はすっと立ち上がる。オンにしたままだった電極のスイッチを切り替えた。
「クソガキ、帰ンぞ」
「え?じゃあこの人は、ってミサカはミサカは……」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
393Res/301.96 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 一方通行「オマエだって、もォこの家の一員だろォが」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1313606383/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice