過去ログ - 一方通行「オマエだって、もォこの家の一員だろォが」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県)[saga]
2011/08/18(木) 22:17:06.31 ID:Ntn1PZ890

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「そりゃーってミサカはミサカは白衣をバリバリーッ!」

「や、やめッ、ひィーっ!?」

脱衣所に入り、まず彼の生き写しの衣服を引き剥がす。
路地裏で見たのと変わらない、細くて白いへし折れそうな身体が露になった。
風呂場で見る彼の身体と違うのは、若干やわらかそうな雰囲気があるところだろうか。

「うわ、ほんとについてないんだね。ミサカ笑っちゃーう」

番外個体が口元に手を添えてにまにまと笑っていた。
白い少女はあわあわと口を開閉しながら、それぞれの腕でどうにか大事な部分を隠している。

「女の子同士なんだから気にしない気にしない!ってミサカはミサカは……えーと、クローンさん?をお風呂場に…
 うう、何か呼び方がないと不便かもってミサカはミサカは困惑してみたり」

自分達もクローンなのだし、『クローンさん』は流石にどうなのだろうか。うーんと唸る。

「ミサカ達と同じクローン…ねえ。 呼び名無いの?検体番号とかも?」

「…な、なンも覚えてねェし……誰もいなかったから、名前なンて…」

黒い半袖のTシャツを脱ぎながら、番外個体はもじもじと下を向く少女を眺めている。
自分も水色のワンピースをするりと床に落として、下着を脱いだ。



「じゃあ、みんなで湯船に浸かりながら考えようってミサカはミサカは提案してみる!」




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