248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/09/09(金) 20:49:01.53 ID:N/zXLQAUo
―が、小屋の中は姉さんと兵士2人の亡骸
―そのままにしておくのは姉さんにも悪いし、何よりも目の前に死体があるという事実に私の精神は我慢ができなかった
―なので私は兵士2人の死体と姉さんを身の凍えるような寒さの中、土葬をし、
―小屋中に生々しく飛び散った血を雑巾に雪解け水を濡らして拭き取った
―この『作業』をしている最中、私の頭の中はもう何もかもがどうにでもよくなっていたせいか
―涙を一滴たりともこぼす事は決して無かった…
―…あの時の私は、男に会って助けてもらうまで、
―本当の私とは言えなく、
―もはや別人のようだった
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