過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」 〜2〜
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238: ◆TVdz386dzA[saga]
2011/09/23(金) 22:52:58.21 ID:9G9ARhHd0






「オイ」

「ん?なにー?」

「用は済ンだンだろ。とっとと戻ンぞ」

「え〜 もうちょっとくらい良いじゃん」



プゥッとマシュマロのような頬を膨らませ口を尖らせる美琴。
垣根の傍に寄り添うようにして彼の翼に触れている彼女の姿が一方通行の苛立ちを加速させた。



「良くねェ。俺ァコイツが目の前にいるってだけで胸糞悪ィンだ、早くしろ」

「………なんだと?」



時間が巻き戻った。
美琴は一瞬そんな感覚に陥る。実際に時ではなく空気そのものは数分前に戻っているのは確かだった。



「ちょ、ちょっと!」

「言ってくれるじゃねえか。こっちだってテメェの顔なんざ見たかねえんだよ」

「お互い様だろォが。羽根なンて趣味の悪ィモン見せつけてンじゃねェよ、目障りだ」



今度は一方通行も垣根を挑発している。まるで鬱憤を晴らすかのように言葉を吐き捨てている。



「……どうやら余程痛い目に遭いてえらしいな。なら相手してやるよ、第一位」

「テメェみてェなメルヘン野郎に俺が負けるとでも思ってンのかァ? 相当めでてェ頭してンだな第二位さンよォ」 

「え、なに? 何しようとしてんの!?」

「オマエはどいてろ。巻き込ンで怪我しても知らねェぞ」

「へえ、女を気遣う位の度量あるってことは一応は男な訳か。ヒョロいから女だったらどうしようかと思ったぜ」

「…………ンだと?」





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