過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」 〜2〜
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◆TVdz386dzA
[saga]
2012/03/05(月) 23:37:50.67 ID:8Br/RdJo0
警告だった。
「…………じゅーゥ、きゅーゥ、はーち」
ふざけた幼稚な数え方にすら自分達に恐怖を与える。
恐怖のあまり目を離せないでいると、一瞬だけ外気の強い風に煙が退かされ人影の姿が一瞬だけ露になった。
黒く、白く、真っ赤な、――――― 少年 ?
「あ……?ぁ、あれって」
「お、おい!行くぞ」
「でも、データがっ……」
「お前死にたいのか!?早く逃げるぞ!!」
荷物など持つ事も忘れ、三人は非常口に向かって走り出す。
走り出した足の意志とは別に若者の一人は遠ざかる人影に興味を覚えた。
他の二人は気付いていないが、自分はその姿に見覚えがある。
どこで見たのか、記憶の糸を辿る……そして辿り着いたのは簡単な答え。
「アイツ、まさか……っ!!!」
「さて、っと……」
誰一人居なくなった煙まみれの部屋で少年は壁際に備え付けられたコンピュータに触れる。
そして手慣れた手つきでキーボードを操る。
どうやらデータが転送準備段階でストップしている状態になっている。
曖昧なまま作業を終えて逃げたせいだろう。
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