過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」 〜2〜
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◆TVdz386dzA
[saga]
2012/07/10(火) 02:30:55.82 ID:UMZUqsIy0
次に一方通行が向かった先は先程訪れた薬学センターから然程離れていない学区屈指の病理研究所。
外観は今まで訪れた施設と同じように全ての照明が落とされ、暗がりの中で建物は異様な存在感だけを放つ塊と化していた。
正面玄関に立った一方通行は建物を見上げながら憎々しげに舌打ちをした。
一階は表からは硝子張りになっておりロビーが外から丸見えになっている。
この施設の玄関扉は学園都市としては珍しく自動ドアではないようだ。一方通行は近づき手動の硝子扉を片手で押す。
(………?)
軽い、というか扉に鍵がかかっていない。
今までの襲撃施設は人が居ようが居まいが何処の施設もロックが掛かっていた。……ならばなぜここは施錠されていない?
僅かな違和感を抱きながらも、濡れたエンジニアブーツを鳴らし一方通行は扉を開け研究所内に入り、辺りを一瞥する。
(中は、他と大差ねェか)
ロビーは緑色の非常口蛍光だけが不気味な光が宿っているだけの闇の空間。それ自体は他の施設と大した変わりはない。
辛うじて自分の影を浮き出し照らしているのは硝子張りなお陰で入ってくる月灯りと街灯の光だった。
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