232: ◆e2qiR6vDkY[sage]
2011/08/25(木) 00:31:32.69 ID:w8E1xx9h0
男「あ、ああ」
ポニーテールの子「ごめんなさい、この子魔法少女なりたいらしくて」
男「あ、その話は聞いた」
ポニーテールの子「あ、そうですか!さっきの杖、前の施設に居るときから持ってて大切にしてるみたいなんですけど、いつも無くすんですよね」
男「前の施設から?」
ポニーテールの子「ええ。毎日朝起きたときあの杖で魔法をかける真似をしてました!『今日こそいいことがありますように』って」
男「へぇ・・・いい子じゃないか」
ポニーテールの子「効き目はなかったですけどね!『私、やっぱり素質なんてないのかも・・・ごめんね』って毎日言うんです。それでも諦めなかったんですけどね」
妹「しかしその魔法は少しずつ溜まっていった」
ポニーテールの子「え?」
妹「そしてこの間、ついに願いを叶えるのに必要な魔翌力が溜まった!」
ポニーテールの子「はぁ」
妹「だから魔法は失敗してない!まだ未熟なだけ!」
妹「という設定はいかがでしょう」
ポニーテールの子「あ、なるほど!」
男「いいじゃん。」
ポニーテールの子「じゃあ呼びます。妹さんもう一回伝えてあげてください!」
妹「わ、私が言うんですか。ちょっと恥ずかしいんですけど・・・」
男「・・・自分で考えたんだろ」
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