960: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:03:15.55 ID:/tnAK0PN0
 大胆な子「ほら、やっぱりそんなに勉強しなくて良かったんだよ!」バシバシ 
  
 恥ずかしがり屋「いっ、いたっ」 
  
 大胆な子「お姉ちゃんたら心配させやがってー!」バシバシ 
961: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:06:25.43 ID:/tnAK0PN0
 ―――卒業式――― 
  
 妹「なんで被るんですか!」 
  
 男「中学と高校は被らないよう設定してほしいよね」 
962: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:14:21.42 ID:/tnAK0PN0
 ―――中学――― 
  
 男「ついたついた」 
  
 幼馴染「保護者の行列だねぇ」 
963: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:23:36.32 ID:/tnAK0PN0
 ―――式終了――― 
  
 幼馴染「全く、使えないなー、男は!」 
  
 男「なんだよ・・・」 
964: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:30:37.22 ID:/tnAK0PN0
 男「じゃあ俺は高校に行きます」 
  
 幼馴染「いってらっしゃー」 
  
 男「あれ、お前は来ないの?」 
965: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:36:08.13 ID:/tnAK0PN0
 ―――高校前――― 
  
 男「式は40分前に終わってるだと・・・」 
  
 背の高い子「来てくれたんですね―!」 
966: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:43:23.41 ID:/tnAK0PN0
 男「俺がそうだったんだけどさ、この道ももうあんまり通らないんだな、って思うと悲しくならない?」 
  
 背の高い子「少し、思いますね」 
  
 男「なんか、もうこの学校の生徒じゃないんだな、って自覚させられた気分」 
967: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:50:22.61 ID:/tnAK0PN0
 ―――駅――― 
  
 男「泣きたいときはさ、泣いちゃっていいと思うんだ」 
  
 背の高い子「・・・そうですか?」 
968: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 21:57:50.17 ID:/tnAK0PN0
 ガタンゴトン… 
  
 男「その制服ももう着なくなるんだな」 
  
 背の高い子「男さんが着てほしいって言うならいつでも着ますよ?」 
969: ◆e2qiR6vDkY[sage saga]
2012/07/16(月) 22:05:52.09 ID:/tnAK0PN0
 背の高い子「もう着いちゃいますよ」 
  
 男「もう、か・・・」 
  
 背の高い子「男さんと話してると時間経つのが早いです」 
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