279: ◆goBPihY4/o[saga]
2011/08/31(水) 00:12:23.14 ID:L1XofREuo
「お、まともに喋れるみたいだな」
「触らないで!!」
ほとんど悲鳴に近いような声を上げ、最終信号は垣根から離れようと身をよじった。
「あなたはミサカたちを……ミサカたちの……」
恐怖に身体を震わせ、空色の毛布をぎゅっと掴み、力の入らない足で必死で立ち上がって逃げようとする。
「……」
怯える最終信号の様子を見て、垣根は特にこれといった感想を抱かなかった。
強いて言えば「ま、そりゃそうか」くらいのものだった。
立ち上がろうとして転がった最終信号を眺めながら、彼は黙って考える。
さて、これからどうしようか。
と。そこへ。
どこか遠くで甲高い女の声が聞こえた。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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