401: ◆goBPihY4/o[saga]
2011/09/11(日) 00:00:56.34 ID:3pO3qlmSo
一方通行の反射は相手が強い程強力な反撃になる。
レベル3の移動系能力者の攻撃を跳ね返してどこかへ飛ばし、
レベル3の火炎系能力者の攻撃を跳ね返して火だるまにし、
レベル3の念動系能力者の攻撃を跳ね返して地面に叩きつけ、
レベル4の大気系能力者の攻撃を跳ね返して吹き飛ばし、
レベル4の精神系能力者の攻撃を跳ね返してメロメロにし、
結果的に、襲ってきた敵騎のほとんどを再起不能にしてしまった。
残る敵は大将の乗る一騎のみ。
敵の大将は、呆然としていた。
一方通行のクラスメイト達はバカなので気が付かなかったが、
彼のやってのけた反撃は、レベル2だか3の反射能力者には不可能な芸当だったのだ。
自分より高位の能力を同時に多方向から仕掛けられて、全て正確に返せるはずがない。
優秀なエリート学生は当然そこに気が付いた。
詳しくは分からないが、これは単純な反射能力者ではないと考えた。
レベル2判定されている以上、何らかの制約はあるはずだが、
来たものをそのまま返すよりほかの機能を、あの白い反射能力者は持っているに違いない。
レベル4の大将は、レベル2の反射くらいなら突き抜けて当てるくらいの実力を自覚している。
怯える必要は無いかもしれないが、事実味方はばたばたとやられている。
(よし、ここは様子を見ながら少し慎重に――)
と、相手が色々考えている隙に一方通行の騎馬が接近して、
審判に見えない位置でヘッドフォンの男子がエリートの馬の足を引っ掛けて転倒させて勝った。
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