過去ログ - ∞木原式∞ 第一位のつくりかた
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947: ◆goBPihY4/o[saga]
2011/10/20(木) 02:17:27.92 ID:MRvS0dfYo

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朝っぱらから。

とあるファミレスで、野球拳パーティーが開催されていた。


「ちょっとも〜、勘弁してほしい訳よ……」

「はい、文句言わなーい。次行くよ」

「超弱いですねフレンダ。私なんかこのワンピースの下は超いきなりパンツですが、ご覧のとおり超余裕の鉄壁ですよ」

「きぬはた、まだブラしてないの?」


彼女達は、仲の良いエロサークル。

ではない。

十代の少女四人を中心とする暗部組織『アイテム』である。

ふんわりとした長い茶髪と抜群のスタイルが魅力的なセクシー系リーダー、麦野沈利。

最年少ながらも悩ましいボディラインと大人しそうな顔のギャップが男心をくすぐる絹旗最愛。

フランス人形のように美しい金髪と碧眼の、スレンダーな女子高生フレンダ=セイヴェルン。

ピンクのジャージに化粧気もなく、飾らない自然体の魅力を纏う滝壺理后。

歩いているだけで人目を引く美少女集団である彼女達が、
日中のファミレスで堂々と野球拳をしている理由はただ一つ。

本日のドリンクバー往復係を決定するためである。

開催してから負けっぱなしなのがフレンダ。
重ね着と帽子でかなり有利な服装だったのにもかかわらず、
下着以外の衣類は残すところスカートとブラウスだけになってしまった。

その醜態を見ながら、際どい丈のワンピースを着た絹旗がフフンと鼻を鳴らした。

「いつでも超OKです。ちなみに滝壺さん、私はブラしてますよ。三年前には超デビューしてました」

「……南南東から信号が来てる」

「ちょっと待ってみんな! 気付いたんだけど、結局私がパシリを買って出れば野球拳を続ける必要はない訳よ!」

「ドリンクバー? なんだっけソレ?」

すでに当初の目的を忘れているリーダーが、無慈悲にも再開の合図を出す。

店内の他の客や窓の外に張り付いている野次馬に注目されながら、
フレンダのスカートを剥ぐべくジャンケンが行われる。


「はい、や〜きゅ〜う〜すーるならっ?」

「こういう具合にしやしゃんせー」

「超アウト♪ 超セーフ♪」

「……結局、不幸って訳よ……」




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