過去ログ - バッツ「アリアハン?……まあ新しい旅ができるからいいか」
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第三章「選ばれし力の代価」
2011/08/25(木) 02:13:35.66 ID:zMvKoufM0
アリアハンから出て橋が見えてきたころ、装備品は仕方なく王様からもらった、心もとないものを装備を渡した。
バッツ「俺の装備かそうか?」
勇者「いいです、前にも言いましたが、やはり」
バッツ「ああ、俺が使った後ってやつ?大丈夫だって、俺が使ってたのより仲間が使ってたやつが多いから、それに前にも言ったと思うけど、新品もあるし、ほとんど、仲間の女の子が使ってた装備だそ?まあ一部は年上のおじさんくらいの人が使ってた奴もあるけどな」
そうどこか寂しそうな顔をしてバッツは言った。
勇者「ありがとうございます、でもやっぱり自分たちで何とかします、何ともならなくなったら頼りますから、その時はよろしくお願いしますね、バッツ」
そう言っていつの間にか、バッツ相手にはおどおどしなくなったというか、すらすら話せるようになっていたが、少女はまだ気づいていなかった。
バッツ・勇者「ああ、それと」
二人の声が重なる、先に行ってと言う会話も重なり、どっちからなく笑い出した。
魔法使い「あのさ…二人とも付き合ってるの?二人だけの空気作り出されたら気まずいんですけど?魔物はまだ出てきてないからいいけどさ」
僧侶「だめですよ?お二人の邪魔をしちゃ」
そう言って空気が壊され、少女は赤面した。
バッツ「ちがうぜスラ?まっ、でも旅するうえで仲がいいってのはいいことだしスラ」
勇者「……即答しなくても」ボソボソ
「つ……付き合ってなんかいませんよ!」
そんな会話をしつつ橋を渡ろうとした時、魔物の群れが現れた!
武器を構えようとしたら、なぜかお金を足元に投げ逃走してしまった。
勇者・僧侶・魔法使い「……ってあれ?」
バッツ「……っな!」
スラリン「バッツ…いったい何をしたスラ」
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