過去ログ - 一方「俺にその資格があるとでも?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga]
2011/08/23(火) 00:36:19.67 ID:48Whit0Eo
通りすがったウェイトレスに飲み終えたコーヒーのお代わりを注文すると、一方通行は興味なさげに言葉を繋げる。
「いいけどよォ、オリジナルはどうなンだよ」
「は? ビリビリがどうしたって?」
「どうしたもこうしたも」
「おいおい、確かにアイツとは顔見知りだけど、別にそういう関係じゃないぞ?」
「だったらシスターはどうすンだ」
「それこそないだろ。インデックスはタダの同居人だし、大事に預かってるんだからな」
上条の表情は本気でわかっていない人間のものだ。
「(ちょっと可哀想すぎンだろ)」
「ま、顔合わせるくれェなら、段取ってもいいけどよォ」
「おお、マジか? 頼む」
小躍りするように立ち上がると、上条は一方通行の手を勝手に握りしめ、そしてやっぱり踊るように去っていく。
「……そんなに嬉しいもンかねェ」
溜息混じりに呟いた一方通行は、テーブルに残された紙切れに気付く。
「野郎……ちゃっかり伝票置いてきやがった」
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