過去ログ - 千春「・・・なんなんスかアレ・・・・・・;」 花山「使徒だ。」 千春「シト・・・・・・?;」
1- 20
137:赤いイヤーカフ
2011/11/23(水) 23:34:18.39 ID:9Wqe9DNk0
「それは君のおとうさんが、僕らのリーダーだからだよ。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「リーダーは忙しいんだ。」


「なんでリーダーなの?」

「とにかくそうなってるのさ。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「おとうさんと遊ぶのは、おとうさんの仕事が終わってからにしよう。」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





仕事が終わってからという言葉も、彼女は嫌いだった。

「仕事が終わってから」と父親に言われ続けて二日が経ち、十日が経ち、一ヶ月が経ち、半年が経ち、そして一年以上が経過した。

二年・・・もしかしたら三年以上経っているかもしれない。


仕事なんて終わらないのだ。

家庭が終わっても、仕事に終わりは無いのだ。




がぶっ



「痛っ!」

「おとうさん!」タッ

「あっ、待て!」


ガシッ


「この・・・・・・来なさいっ!」グイッ

「いやぁ!はなしてぇ!」

「駄目だ! 言うこと聞かないと・・・」

ゴスッ

「うっ!」


脛を蹴られた男は、又しても彼女を逃がした。

少女は再び父親の元へと走り出す。



「?」




少女の父親が、ようやく少女に気付いた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
549Res/575.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice