過去ログ - 千春「・・・なんなんスかアレ・・・・・・;」 花山「使徒だ。」 千春「シト・・・・・・?;」
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438:赤いイヤーカフ
2012/06/01(金) 21:24:40.35 ID:aMcm69LE0
アスカ「ミサトって今日帰ってくんの?」




誰に対しての物か分からない質問には答えようがない。

だが、シンジは何となく自分が聞かれてると思った。



シンジ「・・・泊まってくるなら、ミサトさんから電話が来るはずだから・・・多分今日は帰ってくるんじゃないかな」


アスカ「ふーん・・・・・・つまり分からないってわけね」


シンジ「うん・・・」


アスカ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」







それっきり、アスカはまた黙ってしまった。

再び訪れた静寂にシンジは耐え切れず、気を紛らわすついでに夕食を作り始めた。
時間的にも問題無く、不自然な点も無い。
そういう意味では、このタイミングでアスカが話を振ってくれたのは、むしろ都合が良かった。



千春「・・・・・・・・・・・・・・・・;;」

バキ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パタン スッ

千春は新聞を睨み、バキはマンガの巻を変える。


シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・」ガパッ  サッ

綾波「・・・・・・・・・・・・・」パラ

シンジは冷蔵庫からジャガイモとニンジンを取り出し、綾波は図鑑のページをめくる。



やはりだれも話さない。


妙に湿気があり、それでいてザワつくような静けさ。
バキとシンジは表情にこそ出していないが、あれこれと打開策を考えては打ち消し、考えては打ち消し。

綾波もそこはかと無く、冷たい雰囲気を微弱にだが感じている。



アスカは物悲しい無表情のまま、短編小説を読む。






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