過去ログ - 千春「・・・なんなんスかアレ・・・・・・;」 花山「使徒だ。」 千春「シト・・・・・・?;」
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466:赤いイヤーカフ
2012/06/27(水) 21:22:22.16 ID:9IvmzQ0i0
作戦決行まで残り4日
午前8時9分
第三新東京市:繁華街

ピリリリリッ  ピリリリリッ


花山「・・・・・・・・・・・」パチッ



スーツの胸ポケットから不意に飛び出した電子音に、花山は眉をしかめる。

結局彼は公園には行かず、繁華街のベンチで一夜を明かしていた。
運よく警察には見つからなかったので、眠りの途中で邪魔が入る事は無く、お陰で熟睡出来た。

だが眠りの質がどれほど良くとも、この目覚め方は気に食わない。
だから目覚まし機能も今まで使ってこなかったのだ。


花山「・・・・・・・・・・・・」パチン


不機嫌な花山はフンと鼻を鳴らして、携帯を懐から取り出し、電話に出た。





オリバ「おはようミスター花山。よく眠れたかな?」


花山「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」フー・・・


オリバ「オイオイ、返事くらいしてくれてもいいだろう。・・・・・・まァいい。それはそうと、昨日赤木リツコと諜報部から面白い情報を聞いたのだが、興味あるかな?」

花山「無ェ」

オリバ「ハハハ・・・つくづく連れんな。じゃあ私の独り言でも聞いてくれ」

花山「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


オリバ「紫色のニンジャスーツを着た青年が、今現在コンフォートマンションに居るらしいなぁ。しかもバキ・ハンマが世話になっているあの部屋に泊まっているというじゃないか。オモシロイ話だ」


花山「!?」ピクッ

オリバ「困ってるだろうな〜・・・あそこを追い出されたら、彼はホームレスになってしまうぞ」ハハハ・・・

花山「・・・・・・今も居るのか」

オリバ「ああ居るよ。どうする?」


パチッ



花山「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




花山は携帯を閉じ、それを懐に戻して、空を眺めながら思う。

やっぱりな、と・・・




ズッ・・・

花山はベンチから離れ・・・


ゴツッ


マンションへ向け歩き始めた。


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