過去ログ - 千春「・・・なんなんスかアレ・・・・・・;」 花山「使徒だ。」 千春「シト・・・・・・?;」
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51:赤いイヤーカフ
2011/09/10(土) 23:54:33.12 ID:m9KiHXBs0

ド ガ シ ャ ア ッ ッ ! ! ! ! !





重機を叩き潰すような・・・・・・


人を殴った音とは思えない爆発音が辺りに響き渡った。

バキは打ち出された弾丸ライナーのように吹っ飛び
遥か遠くの壁にぶち当たった。


距離にして2〜30メートルは飛んだだろうか。

砲弾と化したバキの着弾地点からは大量の木片が飛び散り
埃が濛々と立ち上る。






ミサト「ぁ・・・・・・・・ぁああああああ・・・;;」



ミサトは瞳を潤ませ、両手を前方に迷わせた。
バキの元へ駆け付けようとしても、足取りが覚束ない。
名前を呼ぼうにも声が掠れ、震えている。


人間が宙に浮くどころか、吹き飛んだ所を見てしまったのだ。
それも跳ね飛ばされたとか、投げ飛ばされたとかの勢いではない。
吹き飛んだ様子が早過ぎて見えない程のスピードだった。


ミサト「・・・そんな・・・・・・そんなつもりじゃ・・・;;;」



よろよろとバキの元へ歩く。

恐らくバキは生きてはいないだろう。

幾ら彼が己は頑丈だと自負していようとも、これほどの破壊力を撃ち込まれたのでは五体が飛散していてもなんら不思議ではない。

バキの死は自分のせいだ。自分が殺した。


今のミサトの心は罪悪感と後悔、自責の念で一杯だった。



アスカ「うそ・・・・・・・・・・・・こんな事って・・・・・・;;;;」



アスカが誰に言うともなく呟く。

チルドレンの三人は、突如訪れた巨大な喪失感を受け止め切れずにいた。








克巳「スゲ・・・・・・・・・受け身取った・・・;;」

ミサト「・・・ぇ?・・・・・・・・・;;」グスッ


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